以前のブログで、ChatGPTは日本の歴史や文化に弱い、と書きました。
GPTの仕組み上、英語で質問した方が断然精度はよい、という話を聞いたので、
改めて日本の歴史について英語で質問してみたところ、精度が格段に向上したので報告です。
いつものように「真田十勇士」について、英語でChatGPTに質問してみた
結果は以下の通り。
おおおお
10名の十勇士、全てあってます!!
参考までに、日本語で質問した時の結果は以下の通りでしたよ。(誰ひとりとして正解なし!ひどすぎ笑)
どうですか。英語で質問するだけで、回答の精度が格段に向上しますね。
このレベルで回答をもらえるならば、ChatGPTを使って、日本の歴史についてキャッチボールを楽しめると思います。
GPT-3.5ではどうか?
先ほど紹介した内容は、リリースしたばかりのGPT-4を使った結果でしたが、GPT-3.5でも同様の結果を得られるのでしょうか。
結果は・・・うーん、実に惜しい!!
10名中8名正解かな?
でも、日本語で質問するより、回答の精度はあがってますね。
やはりChatGPTは英語で質問した方が、よいということがわかります。
翻訳するのが面倒な方へ
英語で質問した方が精度がよいことはわかった!
でも、いちいち日英翻訳するのが面倒!という方に朗報。
なんと、ChatGPTの中で、日英翻訳が完結するのです…!!
例えば、このように質問すればOK。
どうですか!?
日本語で質問→(ChatGPT)質問を英語に翻訳→(ChatGPT)英語で回答→(ChatGPT)英語の回答を日本語に翻訳
英語力0でいけますね。
また、DeepLなど翻訳サービス使わずとも、ChatGPTの翻訳だけで十分だったりしませんか…!!
あとは翻訳エンジンの精度向上を待つだけ・・・
英語で質問することで、ここまで精度向上が期待できるのであれば、
あとは翻訳AIの精度向上を期待するだけですね。
正直、これも時間の問題かなという気がします。
AIを解放してしまった以上、AIと共存していく道を探っていかないと、本当に人間のやることはなくなってしまいます。
AIを脅威と捉えるのではなく、共存できる力強いパートナーだと捉えていきたいと思います。